アトピー性皮膚炎の治療法について アトピー性皮膚炎の診断 アトピー性皮膚炎の7〜8割がIgE(免疫グロブリンE)が高いということから、だいたいがアレルギー体質であることが考えられます。 何のアレルギー物質に反応するのか、アレルギー科に行き、アレルギーチェックをするのが1番でしょう。 アレルギー体質の場合、そのアレルギーを治す薬はありません。 まずは、何の物質に反応するのかを調べて、アレルギー物質を取り除くのが良いでしょう。 皮膚科に行った場合、何のアレルギーに反応しているのか調べる方法がないのが一般的です。 アトピー性皮膚炎治療法について アレルギーと非アレルギーで治療法が異なります。 ・非アレルギーのケース 角質層のセラミドの量が少なく、皮膚のバリア機能が落ちている状態です。 主に乾燥する冬に悪化します。 秋ごろから、皮膚が乾燥しないように、保湿クリームなどで乾燥させないようにしましょう。 ひどくなったら、皮膚科に行き、適切な薬をもらって治療しましょう。 短期で完治することが多いです ・アレルギー性アトピーのケース 現在、完治する治療方法はありません。 アレルギー物質が何か、アレルギーテストで調べましょう。 まずは、そのアレルギー物質を避けることです。 それから、動物性の脂をできるだけとらないようにしましょう。 動物性の脂は、アトピー性じんま疹のもとになるからです。 一番効果のある治療と言われるのは、減感療法と言われています。 これは、アレルギー物質を少しずつ注射し、長い時間をかけてアレルギー物質に 慣れさせるものです。 通常6ヶ月ぐらいでアレルギー反応が弱まるとされています。 |